木造2階建 約53坪
2013年7月竣工
十勝の市街地ながら、空が広々とした場所にたつ家です。
お施主さんは古民家のような和風の家をご希望でした。また、大工さん育成に力をいれる紺野建設さんの熱意もあり、伝統的な木組みである「渡りあご工法」となっています。地元カラマツ材をメインにしており、断面の大きな梁は丸太タイコ材を使っています。それが古民家風の雰囲気づくりにも役立ってくれました。
この雰囲気づくりには木部の塗装もひと役かっています(室内で新材への着色は普段あまりやらないのですが、なかなかいい感じになってくれました)。照明器具などもお施主さんのこだわりの選択となっています。十勝の自然も身近にありながら、気密断熱にも優れ、古民家の味わいもとりいれた贅沢な空間となっています。
緑色の壁はボルダリング用