正田醤油本社屋
~醤油蔵を再生した社屋~
木造2階建一部RC造、S造 約800坪
2004年11月竣工
この2棟の蔵は明治40年~大正5年の間に醤油の醸造蔵として建てられ、近年は倉庫として使われていました。小屋組みはトラス。近年の補修によって鉄骨補強されていましたが、軸組みはまだ原型を残していました。今回の再生ではより原型を活かすように主に木材による補強を行いました。そしてこの建物はギャラリーやホールを備えた本社屋として、新たな道を歩むこととなりました。
解体
基礎をつくって再び組み上げ
4間ものの梁を入れているところです。主要な補強材は「ぐんま・森林と住まいのネットワーク」をつうじて勢多郡東村及び桐生等からいれてもらいました。下の写真は東村での林業体験に参加したときのものです。このときに伐採されたこの木が上の梁になりました。
古い瓦も一部再利用
外壁は水に強い土佐漆喰
※ベルックス撮影写真